TV-7D/U用メーター改造


TV-7D/Uのメーターを製作してみたいと思い、オークションで100μAの
丸形メーターを2個入手したのですが、見事に2個とも断線していました。
品質保証無しだったので仕方がないのですが、捨てるのももったいないので
手持ちの200μA角型メーターのムーブメントを移植してみることにしました。

【メーターの比較】
左側が断線して動作しないSIMPSON社のModel 26, MR35W100DCUA
右側が正常なアルプス計器社のAD-86, 200μAです。


裏面にムーブメントの固定ネジが2か所ありますが、この間隔がほぼ一致
するため、何とか移植できそうな感じです。


SIMPSONのカバーを外し、パネルも取り外すとムーブメント全体が出てきます。
断線していいなければ、見た目は綺麗なんですけどね・・・


角型のムーブメントも取り外し、両者を並べてみました。
あまりの違いにビックリ!さすがにSIMPSON製はアルニコマグネットで
高級感たっぷりです。ネジの取付間隔の差は0.5mm程度なので大丈夫そうです。
指針は長すぎてケースに入らないので切断する必要があります。


【ムーブメントの取付】
ムーブメントの高さが合わなので、ワッシャで高さ調整しました。
また、指針が長すぎるので短くしたのですが、そうするとバランスが崩れて、
メーターを傾けると指針も動いてしまいます。これでは不味いので、針の片側に
少しずつ接着剤を付けながら、丁度良いバランスに持っていきます。
写真では分かりにくいのですが、米粒大の雫のようなものが接着剤です。


内部抵抗値を合わせる必要があるので、メーター内部に固定抵抗と
多回転トリマを組み込みます。全体の抵抗値は2,355Ωに調整しておきます。
マグネットが小さくなったので、スペースは広いです。


【パネルの作成】
ムーブメントの目途がついたので、パネル(目盛板)の作成に取り掛かります。
TV-7D/Uのメーターからパネルを外しました。大きさは、ほぼ同じです。
そのままコピーするとネジ穴も写ってしまうため、一旦スキャンして画像処理で
綺麗に仕上げることにします。これは結構時間がかかりました。


印刷して元のパネルに貼りつけると、仕上がりはこんな感じになりました。
雰囲気は出ています。


最終動作チェック中。センターで103.4μA、フルスケールで約204μAでした。


実際にTV-7D/Uに組み込んではいませんが、一応、改造計画は成功しました。




2026年4月3日 作成


Copyright(c) 2026 Hiroyuki Kurashima All Rights Reserved

←メニューへ